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悪徳精神科クリニックがつぶれた話

これまで多くの精神科・心療内科クリニックを見てきたが、ぶっちぎりでヤバいクリニックが、某ターミナル駅の近くにあった。何が一番ヤバいのかというと、儲け優先主義であることを隠していないことと、医師法違反や診療報酬不正請求など、法令違反を大々的に行っていたことである。

トップがパワハラを絵に描いたような人物で、しかも田舎出身の大した学歴や教養のない成り上がりなので、働いている職員は大変だろうなあと思っていたら、案の定、内紛で運営できなくなっていたようである。もともと、法令違反を繰り返していた人物なので、保健所や厚生局へは内部通報が頻繁に行っていたようである。というのも、私が実際に問い合わせたことがあるので、これは確かである。

ただ監査なども、証拠が揃ってからでないと動けないので、長年泳がされていたようである。しかしそこまでして、弱者を食い物にして、金を稼ぎたいと思うのだろうか。そういえば、別の全然違うクリニックだが、非医師で強烈なパワハラ気質の医療法人オーナーがいて、最初は営業が得意なのでそれなりに拡大していくのだか、なかなか従業員がついていけず、最後は内部通報で保健所にマークされて、閉院に追い込まれたケースがあった。やはり人のうらみは買わない方がいいに決まっている。

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